アレキシサイミア(失感情症)になるのは愛着障害が原因!?

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専門家の間でも、アレキシサイミアの詳しい原因はわかっていないようです。しかし、アレキシサイミアと親の養育態度や愛着による愛着障害が原因にあるのではないかと考えられているようです。

今回はアレキシサイミアと愛着障害の関係性について紹介していこうと思います。

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アレキシサイミアの原因は、親の養育態度と愛着にある

私たちは、日々の生活の中でいろんな感情を経験して、その感情に上手く対処することで、環境に適応しています。

しかし、アレキシサイミアの人は、ストレスにも鈍感で、感情を自覚できないことや、他人の感情に共感できないことで、感情に上手く対処することが困難です。

アレキシサイミアで感情を認識したり感情を言語化することが困難な人は、「未熟な防衛機制」をやりがちで、機械的思考や外面的思考をする人は、「成熟した防衛機制」を上手くできないという関連があることがわかっています。

そして、アレキシサイミアの人が未熟な防衛機制をやり、成熟した防衛機制ができないのは、親の養育態度と愛着が関係しているようです。

アレキシサイミアと親の養育態度や愛着の関連を調べた研究では、支配的、拒否的、矛盾した親の養育態度、恐れ・回避型の愛着が特に関連していたそうです。

この親の養育態度と愛着関係によって、感情の交流がなされずに、防衛機能的にも成熟することができないので、不快な感情が生起したとき、未熟な防衛機制に頼るためかもしれません。


防衛機制とは、精神分析で用いられる用語です。欲求不満などによって社会に適応できない状態に陥った時に行われる、自我が無意識的に行う再適応メカニズムのことです。

  • 未熟な防衛機制とは、投影、心気症、受動・攻撃行動、行動化、解離、取り入れ、理想化、退行があります。
  • 成熟した防衛機制とは、抑制、利他主義、ユーモア、予想や想定、昇華、禁欲、自己主張、自己表現、自己洞察などがあります。

各項目の詳しい説明はこのサイトを御覧ください。

アレキシサイミアと愛着障害

愛着障害とは、乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(放置)を受けたことにより、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)が絶たれたことで引き起こされる障害の総称です。

つまり、愛着障害の原因は子供の頃に得るはずだった愛情を十分に得られなかったことです。

例えばこんな経験はありますか?

  • 親に虐待、ネグレクト(放置)されていた。
  • 自分がやることを否定されてばかりだった。
  • 親の期待や都合ばかり押し付けられた。
  • 親と離れて暮らしていた。
  • 親がケンカばかりしていた。
  • 親の離婚した。
  • 親が情緒不安定で、自暴自棄や自殺未遂の経験がある。
  • 両親が共働きで、一人でいる時間が長かった。

など、このような子供の頃の経験が大人になって、愛着スタイルとなり影響しています。

愛着スタイルには「不安型」「回避型」「恐れ・回避型」の3つのタイプがあり、上記したようにアレキシサイミアに最も関係しているのは、「回避型」の愛着スタイルです。

回避型の愛着障害を持つ人は、他人の感情を読み取ることが苦手で、冷静、ドライ、反応が薄いという印象を持たれることが多く、アレキシサイミア傾向があるそうです。

もしかしたら愛着障害を治療して、愛着スタイルを改善することがアレキシサイミアになる原因を取り除ける可能性があるかもしれません。

まとめ

アレキシサイミアの原因の一つとして愛着障害があるようです。

私も親が共働きで、父親は出張ばかりしており、母親も仕事で帰宅時間が遅いこともあり、一人で過ごす時間が多くありました。

これにより、人間関係が苦手で「自分はアレキシサイミアかなぁ?」と思うこともありましたが、今は改善しているように思います。

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