感情と気分って何が違う?

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感情が爆発する前兆として、気分が優れずイライラしていたり、落ち込んでいたりすることがあります。感情と気分は言葉は違いますが、感じているという意味では似ているため、一般的に同じように使われています。

問題なのが精神障害の共通点が感情ではなく気分に関する症状がでることです。そのため感情と気分の違いを知ることも必要なことだと思ったので記事にしてみました。

感情心理学では感情と気分を明確に区別しているので紹介します。

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持続時間の違い

感情と気分でもっとも違いが出るところが感じる持続時間です。感情を感じる時間はせいぜい数秒間、長くて数分間で消えていくのに対して、気分として感じる時間は数時間から丸一日で、ときには二日にわたって続くことがあります。そして気分で注意するべきところはこの感じる持続時間にあります。

人間は気分によってある特定の感情を喚起されやすくなります。例えば、イライラしていると何かのキッカケで怒ったり、憂鬱で物悲しい気分だと悲しみに沈みやすいというように、何かの拍子に感じている気分に近い感情が生起しやすくなるのです。

私の考えですが気分は長く細く続くような感情なので、気分の影響で少しずつ体調を変化して、感じている気分によって偏った思考にもなりやすい。そのためちょっとしたことで怒り、悲しみ、恐怖する。このことが精神障害の原因になるのではないでしょうか。

キッカケがない?

次に感情と気分が違うところですが、感情は必ずある刺激となる事象があり、その反応として感情が生まれるのに対して、気分はなぜこんな気分でいるのか直接の原因が分からないという点の違いです。

気分が生まれる理由について、詳しい研究を知らないのでわかりませんが、自律神経的な変化があることは間違いないことと、親しい人との死別など強くて濃い感情体験をしたとき気分が生み出されることがあるようです。

しかし濃い感情体験のあと、その感情体験について反芻して問題解決にあたることがあります。繰り返し考えて思考することでそのときに感じた感情が呼び起こされます。これは思考を止めるとその感情は消えるため気分とは言い難い。思考していなくても感じるものが気分であるので混同はしないように。

また街のロマンチックなムードなとき、なんとなく自分も周りと同じような気分になることがあったり、天気によっても左右されることもあります。周りの環境にも影響を受けてることもあると思います。

コミュニケーション機能がない

感情には他人に重要性や危険性を知らせるために、表情や声、で自分が抱いている感情を伝える機能があります。

そして怒った顔、悲しい顔、驚いた顔、喜んでいる顔などみなさんも思い描くように感情にはそれぞれ固有の顔があり、世界共通で普遍的に見られます。

しかし、気分にはこのようなコミュニケーションの機能がないので、誰がどのように感じているか分かりません。そのため相手のどんな気分なのか知るには、気分によって呼び起こされる感情で判断するしかありません。

まとめ

あなたが普段感じている気分はどのようなものが多いでしょうか? 感じている気分によって感情が呼び起こされるなら、感情と同じように気分にも注意しなければいけません。

しかし、気分の原因について詳しく分かっていないようなので、感情と気分の境界線がどこにあるのか明確な答えが得られませんでした。

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