フレームワークで問題を構造化する際の注意点

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フレームワークを使って、目的や問題を分析したり、解決案を見つけようとする時に、注意するポイントがあります。それは以下です。

  • 明確な目的であること
  • 精度の高い切り口を考える
  • 分類にその他がある
  • フレームワークを改良しない
  • 具体的なものから切り口を見つける

では、見ていきましょう。

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明確な目的であること

トラブルが起きて、問題を解決しようとする時、安易に解決策を決めつけてしまい、結局問題が解決できずにやり直すことがあります。

やる直さないために「この問題の本質はどこだろう?」「なぜこの問題が起きたのか?」「本当に解決するべき問題は何か?」と明確に考える必要があります。

例えば、自分が達成したい目標があるとします。その目標を達成するために、計画を立てて実行しました。この時、計画を立てて行動する前に、目標が本当に自分の願望か確かめる必要があります。

よくあることが「周りのがやっているから自分もやろう」として、結局すぐに諦めてしまい無駄な努力に終わったりします。この時、「本当にやりたいことなのか?」「自分に合ったものか?」と目的を明確にすることが重要です。

精度の高い切り口を考える

MECEで「モレなくダブりなく」切り口を考えますが、重要なのが切り口が問題点を絞り込めるかどうかです。

理想的なのが問題をある切り口で分解した時に、一つの部分に問題が集中するように、精度の高い切り口であることです。

これにより「Aに問題がなければ、Bにある」というように決め打ちができるので、問題点を早く絞り込むことができます。

逆に精度の低い切り口だと「AにもBにも問題点が混ざっている」ことで、問題点を見つけられないことになります。

分類にその他がある

MECEで目的や問題を分解しますが、その時の項目で「その他」という項目を作る人がいます。

分類に「その他」という項目があると、裏を返せばMECEではなく「モレありダブりあり」ということであり、分類できないものはすべて「その他」に入れるということです。

「その他」という項目がある時、切り口をちゃんと考えていない可能性があります。

フレームワークを改良しない

既存のフレームワークを使う時、それに項目を追加したり、削除したりすることがあります。

フレームワークは基本的にMECEで「モレなくダブりなく」考えられているので、フレームワークの項目を追加したり、削除してしまうと「モレありダブりあり」になってしまいます。

フレームワークを改良するくらいなら、違うフレームワークを使うか、状況や環境に合わせて新しい切り口でフレームワークを考えるようにしましょう。

具体的なものから切り口を見つける

普通は目的や問題などの抽象度の高い物事を、ある切り口で具体的なものへ分解していきます。

しかし、切り口が思いつかないこともあるでしょう。その時は、具体的なものから考えるようにする方法もあります。

例えば、物語を作る時に、普通はテーマを決めて全体の流れを作ってから、それに沿った具体的なシーンを決めていきます。

それとは逆に具体的なシーンから決めてから、物語の全体の流れを考えていくという手法です。

ジブリの宮崎駿監督が長編アニメ映画を作る時は、具体的な風景やシーンを書いてから、全体の構成を考えるという手法を取っているようです。

このように、問題をどういう切り口で考えればいいか思いつかない時、具体的な物事からも考えてみるのもいい手です。

まとめ

5つの項目の内、4つがMECEの切り口の話でしたが、それだけフレームワークでは「どういう切り口で目的や問題を分解していくか」が重要です。

もしも、切り口が思いつかないのなら、多くのフレームワーク調べてみて、バリエーションを覚えるのも手ですが、普段からいろんな物事の切り口を考えて思考力をつけることも大事です。

フレームワークを使って目的や問題など事象を構造化する際は、本記事の5つの項目を注意して考えてみましょう。

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