最新の性格分析、パソナリティー5因子モデル「ビックファイブ」について知ろう!!

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私たちは日頃から他人の言動を元に、あの人はこんな人だとタイプ分けすることがあります。よくやるのが血液型でタイプ分けして、A型の人は几帳面で真面目、B型の人は…といった具合にです。

血液での性格分析は全く科学的根拠がないのですが、近年さまざまな研究の成果により新しいパーソナリティの概念が考え出され、今までのパーソナリティ(性格)分析の中で、最も総合的で、最も信頼性があり、最も役に立つ分析法が出来上がりました。

それが、パーソナリティの5因子モデルまたは「ビックファイブ」と呼ばれるパーソナリティ概念です。

今回はそのビックファイブが信頼できる理由について紹介しようと思います。

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今までのパーソナリティ概念の統合

今までに多くの心理学者の手でパーソナリティの概念が作り出されました。そのため違うパーソナリティの概念をばらばらに測定するしかありませんでした。

このようにばらばらにできたパーソナリテイの概念を、最終的に、外向性、神経質傾向、誠実性、調和性、開放性の5つの主要なパーソナリティ特性にまとめられました。

このパーソナリティ特性は遺伝子レベルで決められているものなので、一生あなたに影響を与え続けるものです。

この5つの特性のスコアを知ることで、自分自身の向き不向き、人間関係やストレスとの付き合い方など多くのことを読み取れます。また、他人のスコアを知ることで、スコアを知らないときよりも、良好な人間関係を築けるようになるでしょう。

神経科学による裏付け

近年の神経科学の進歩により、脳の仕組みが徐々に解明されてきている。これを後押ししたのが陽電子放射断層撮影法(PET)と機能的核磁気共鳴映像法(fMRI)などの脳画像診断テクニックで、これにより生きたまま、目覚めている状態で何か考えているとき脳のどの部分が働いているか、脳の構造と機能を確かめることができるようになりました。

そしてこの新しい神経科学の研究成果はビックファイブの5つの特性にぴったり結びつけることができます。つまり、脳と性格がリンクしている、理屈にあったパーソナリティ概念であると言えます。

遺伝子による裏付け

人間には約2万2000〜3万の遺伝子があると推定されています。遺伝子の内99%の部分は共通部分で他人と同じだそうです。そして、残りの1%が自分と他人との個体差を生んでいるそうです。

今まで遺伝学とゲノム学の研究では99%の共通部分について主に研究されていたそうですが、現在は残りの1%の個体差の部分について関心が高まり、研究も盛んに行われているようです。

この遺伝子のわずかな違いを研究することで、病気にかかりやすさや特定の薬品への反応、そして特定の心理的問題への弱さなどがわかり、パーソナリティにも影響があることがわかりました。

例えばビックファイブの5因子の外向性はドーパミンD4受容体(DRD4)という遺伝子が関係していたり、神経質傾向ではセロトニン・トランスポーター遺伝子が関わっているそうです。

進化論的考えに基づく

動物は生き残り多くの子孫を残すために、その環境に適応するように体の部分を変化させるなどして進化していきました。

このように進化をすることで、環境に不要なものは取り除かれ、環境に適したものは発達します。例えば光がない洞窟内で生活する生き物は目が退化して、代わりに触手が発達するそうです。

人間のパーソナリティも進化の過程で自然淘汰されてこなかったのは、生きる残り子孫を残すために備わっていると考えられています。

例えば外向性のスコアが高い人はセックス好きで、社交的、刺激を求めていろいろな活動を行う、短命など特徴があります。

このような人の祖先は、食べ物を求めて場所を移動しながら生き残ってきた個体で、旅は死の危険が高いので、より多くの人たちとセックスをして子孫を多く残そうとします。

勘違いしてはいけないのが、スコアが高いからまたは低いからといって、パーソナリティに良し悪しがあるわけではないということです。ただそうやって祖先が生き残ってきたというだけで、祖先と同じように行動することが、自分にとって好ましいものに感じてしまうだけです。

まとめ

このパーソナリティの5因子モデル「ビックファイブ」が4つの裏付けを元に考え出され、今までのパーソナリティ診断よりも信頼度の高いものだとお分りいただけたのではないでしょうか。

ビックファイブの5つの特性のスコアを知ることで、自分にとって良いもの悪いもの、気をつけなければいけないこと、自分にあった仕事など自分自身の情報を詳しく知ることができるので、これからの人生に大いに役立つと思います。

みなさんもビックファイブ診断を行ってみてはどうでしょうか?

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