ポジティブだけど幸せになれない人は、まやかしの快感にダマされている!?

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自分のことをポジティブだと思っているけど、なんか幸せを感じない。楽しめない、満足感がない、なんか人生がつまんなく感じていませんか? そんな自分に不安を感じている人も多いと思います。

そんなあなたは、自分自身の脳にダマされて、幸せを得ることができない、間違った行動をとっているかもしれません。

今回は、自分で自分を不幸にしないために、脳があなたをダマす手口を紹介します。

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脳の報酬システムの実験

1953年にラットの脳に電極を埋め込んで、電気ショックを与えることで、ラットの恐怖反応を見る実験が行われました。その実験で電極の位置を間違えたことで、偶然に発見されたのが、神経科学者が「報酬系」と呼んでいる場所です。この脳の報酬系に電気ショックを与えることで、マウスは強烈な快感を得ていました。

そこで、ラットが電気ショックを自分で流せるように操作レバーを設置して様子を見ると、レバーを押すと快感を得られることを知った途端に、ラットはは5秒おきに自分自身に電気ショックを与えて、疲れて動けなくなるまでレバーを押し続けたそうです。

また、操作レバーを道の両端に設置し、交互にレバーを押すことで快感が得られるようにしました。そして、ラットが歩く床を電流が流れる網にして苦痛を与えてどんな行動をとるか様子を見ました。結果は、ラットは足がやけどで真っ黒になって、動けなくなるまで快感を得ることをやめませんでした。

報酬システムは「喜び」ではなく「期待」させるでけ

前記した報酬系を刺激する操作レバーを使った実験を人間でも行いました。結果はラットと同じように快感を得るために、何度もレバーを押して、快感を得ようとしたそうです。

ラットを使った実験ではわからなかったそうですが、この実験に参加した被験者は、狂ったようにレバーを押して、快感を得ているように見えてましたが、そうではなかったようです。

被験者はもう少しで満足感を得られそうだと感じながら、最後まで満足できず、刺激を与えても焦るばかりで、少しも楽しくなかったそうです。

脳は報酬系からドーパミンという神経伝達物質を放出して、欲しいものを手に入れるために、その人の注意を集中させる動機付けの働きがあります。このドーパミンによって、人は快感が得られそうだと「強く期待」をして、それを求めるために積極的に行動する。

つまり、ラットや被験者は操作レバーを押すことで興奮はしているけど、喜びや満足感、幸福という快感は得ていないということです。

まやかしの報酬であなたは不幸になる

脳の報酬系から放出されるドーパミンにより、人は欲しものに動機付けされ何が何でも手に入れようと行動します。外向的な人はこのドーパミンに反応しやすく、この特性により社交的でポジティブな行動ができるようになるので、一見いいことのように思えます。しかし、これには落とし穴が存在することを知らなければいけません。

前記したラットの実験を思い出してください。電流が流れる床を歩いて足がやけどで黒焦げになっても、快感を得るために操作レバーを押し続けるという行動をとりました。

こんな狂気じみた行動をとるのは、報酬系のもう一つの顔があるからです。それは、ドーパミンが放出されたと同時に、脳にストレスを出すように信号を送ります。これにより、欲しいものが手に入らないという不安感を煽られて、さらに快感を求めるように動機付けされるのです。

人も何も考えずに欲望のまま、快感を求めるままに行動してしまうと、ラットと同じようにまやかしの報酬のために行動してしまうことがあります。そして、いつまで経っても幸福感が手に入らないことで不安や焦りが強くなっていき、最後に身の破滅を招くことがあります。

例えば、あなたはなんとなくやり続けてしまうことってありますか? ショッピング、テレビ、SNS、ネット、ゲームなど、なんとなく暇つぶしで長時間やり続けていませんか? 

その商品を買うと幸せになれる、快感が手に入ると思って、大して役に立たないものを衝動買いしてませんか? お金が欲しいあまりに、危険な投資に手を出して、全財産をなくしてしまったという人もいます。

あなたがなんとなくやっていることが、本当に自分を喜びや満足感、達成感、心の自由を与えてくれるものか、改めて考えてみる必要があります。そうしないと、いつまで経っても幸福感が得られず、ストレスだけ溜まっていき、いずれあなたは不幸になってしまうのです。

まとめ

こんな記事を書いているわたしも、なんとなくテレビをみたり、動画をみたりとすごく楽しいわけではないのにやってしまいます。

こんな無駄とも言えることをやるより、もっと有意義に時間を使った方が自分のためだと、記事を書きながら思いました。

みなさんも無駄に時間を浪費していることがあるのなら、もっと楽しいこと、新しいことに目を向けてみてはいかがでしょうか? 

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