深い悲しみが襲うとき 悲しみの強さについて

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悲しみの感情が生起したとき、すぐ立ち直ることができるときもあれば、深い悲しみで立ち直ることが出来ずに、うつ病になることや生きる希望が見えず自ら命を絶つ人もいます。

このように悲しみの感情にも強さがあります。今回はその悲しみの強さを決める2つの要因について調べたことをまとめてみました。

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失ったものへの愛着の深さ

愛着とは慣れ親しんだものに深く心を引かれることですが、深い愛着関係がある両親や恋人、友人を失うことと赤の他人が亡くなるのでは悲しみの強さが違ってきます。

このことから悲しみの感情に強弱があるのは、自分自身が対象に感じている愛着の深さで変わってくるようです。

また、悲しみを感じるとき大切な人と死別することだけでなく、自信の喪失、他人からの拒絶されることや他人に認められないこと、地位や立場、健康をそこなうこと、大事にしている物や思い、価値観や夢を失ったときにも悲しくなります。

これらも大事にしているものであるほど、悲しみを強く感じることになるのです。

失うまでの時間

夫(または妻)が突然の事故で亡くなってしまったときと病気で身体が徐々に弱っていき亡くなるのでは悲しみの感じ方が違ってきます。

夫(または妻)が徐々に身体が弱っているところを見るのは辛い体験です。しかし、亡くなるまでの時間があることで、夫が死んでしまう事実を認識して、悲しみから立ち直る時間ができます。

そのため夫が突然死んでしまうときよりも、心の準備ができている分、悲しみを抑えることができるのです。

逆に突然夫を亡くしたとしたら、衝撃のあまり情緒危機となり、取り乱し右往左往して、どうしていいかわからずパニック状態になります。

さらに将来一人で生活しなければいけないという急性の不安に襲われ、息苦しさや胸が締め付けられ、食欲不振、不眠、手足のしびれで歩けなくなったり、ときには失神する人までいるようです。

このような一時的な精神異常が夫の死を境に急に襲われ、あまりに強い悲しみと将来が絶望に思えることで、耐えられずに後追い自殺や衝動的な異常行動を起こすことがあるので、悲しみにくれている人の周りにいる、他の家族や友人がサポートをして悲しみを和らげることが必要です。

まとめ

強い悲しみを感じるときの要因は「対象に対する愛着の度合い」「対象を失うまでの時間」だと分かりました。

そのため配偶者や子供が突然の事故死や失踪してしまった場合は、特に悲しみが強くなります。また、その悲しみのあまりにうつ病になって自殺をしてしまう人もいます。

いくつかの研究では、夫と死別したとき悲しみから早く立ち直るには、その他の家族との会話があるかないかで変わるそうです。そのため悲しんでいる家族や友人が周りにいるとき、寄り添って会話をするなどのサポートをしてあげるようにしてください。

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