恥ずかしいと思うことは悪いことばかりじゃない! 羞恥心が役に立つとき

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恥ずかしい失敗や間違いをしたとき、他人に笑われたりして嫌な思いをすることがあります。

また、恥ずかしいと感じたとき、顔が赤くなったり、自分を恥じて顔をあげることがができなくなり、他人に隠れるように生活をすることもあります。

羞恥心もそうですが、ネガティブ感情は悪いというイメージを持つ人が多いですが、ネガティブでいることにもいいことがあります。

今回は恥ずかしいと思うことが、どんなことに役立つのかということを紹介していきます。

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同情を得ることで、周りの人が優しく接してくれる

あなたがもしも仕事で失敗をしたとき、失敗したことに対して平然とした態度をとっていたら周りの人はどう思うでしょうか。

たぶん、「他人に迷惑をかけておいてなんて奴だ」と思われてしまい、あなたのイメージは悪くなるばかりです。周りの人に謝りもしないこと、失敗を気にしておらず自分を正そうという姿勢が見えないことで、あなたとは一緒に働きたくないと思うし、人によっては敵意を見せる人もいると思います。

逆に自分の失敗に対して恥じていて、顔を赤くして、しどろもどろになって迷惑をかけたことを謝ってきたらどうだろうか。普通の人ならあなたの謝罪の気持ちが本当だと感じて、それ以上あなたを責めようとする人はいないでしょう。

このように恥じることはコミュニケーションの機能もあり、顔を赤くすること、しどろもどろになっていることで、本当に失敗を気にしていること、謝罪の気持ちが本当であることが相手に伝わり、あなたがちゃんと問題に向き合って改善するだろうと相手に感じさせるのです。

そう感じた相手はもうこれ以上いうこともないので、あなたを責めることはせず、むしろ「そこまで気にしなくてもいいよ、次はもっとうまくできるよ。がんばろう!」と優しい言葉をかけてもらえるかもしれません。

恥をかくことを恐れて行動に気をつけるようになる

ネガティブ感情に共通した機能は、ネガティブ感情を感じることで、ネガティブにさせた出来事に対して、その人に改善を求めるということです。

羞恥心もネガティブ感情の一種なので、恥ずかしいと感じることで、もうこんな失敗や間違いをしないという気持ちになります。そして、恥ずかしい出来事に対して問題解決をしようとあなたは行動するはずです。

神経科医師のアントニオ・ダマシオの患者で前頭葉の一部を損傷した女性がいました。この女性は脳を損傷する前は、ひどく内気で引っ込み思案な人だっとようです。しかし、脳を損傷した後は、羞恥心がなくなったそうです。

羞恥心がなくなったこの女性は、内気な人間でなかったように、急に積極的な行動をとるようになったそうです。やがて積極的な行動がエスカレートしていき、いろいろな男性に声をかけて関係を結ぶようになってしましました。

恥ずかしいと感じないことで、仕事場のように自分を律するべき場所でも、家族が隣にいるときでも、自分に歯止めが効かない人は普通の生活を送ることはできないでしょう。

程度の問題ですが、脳を損傷した女性のような行動をとらないためや同じ失敗をしないように気をつけるためなど、恥ずかしいと感じることは必要なことなのです。

他人を律することに役立つ

ずかしいという感情を他人に抱かせることで、他人の言動を律することができることがあります。

特に相手が普段から常識的な言動を心がけているのなら、効果はてきめんかもしれません。しかし、普段から身なりを気にしていない人に、「ちゃんとした身だしなみをしないと周りから変な目で見られるよ」と言っても効果はないでしょう。

恥ずかしいという感情は、基本感情のように自然発生的に勝手に育つのではなく、教育による影響を大きく受けます。

例えば、子供の成績が周りよりも劣っていることが(子供の親として)恥ずかしいといい、もっと努力するように要求することや、子供の失敗をからかって恥ずかしい思いを子供にさせる親などがいます。

子供に対して、羞恥心を強く意識させることで、行動を律することができますが、度がすぎると子供が自信を無くしてしまって、引っ込み思案になり、帰ってマイナスに働くことがあるので、子供のネガティブ感情のバランスをとってあげることが親として必要なことなのかもしれません。

まとめ

恥を感じることが、普段どんなことに役立っているのかということを紹介しました。他人とのコミュニケーションに役立ち、自分や他人を律することに役立っているようです。

これを読むと恥ずかしいと思うことは必要なことだと思います。あなたも恥ずかしいと思うだけでなく、せっかく感じたその感情が何についてのネガティブな反応なのかということをしっかり感じて、自分自身の改善に目を向けてみてください。

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