「女性が甘いものを食べたくなる理由」味覚に影響する女性ホルモンと男性ホルモン

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どうしても甘いものを我慢できなくて体重が増えてしまい、ダイエットをする羽目になる女性は多いのではないでしょうか?

そんな悩みを抱えがちな人は、女性が甘いものを好むのには、ちゃんとした理由があるって知っていますか?

今回は女性が甘いものを食べたくなる理由味覚と女性ホルモン・男性ホルモンの関係について紹介していこうと思います。

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男性よりも味覚に優れているのは女性

人間の舌にはおよそ1万個の味覚センサーである味蕾(みらい)が付いた茸状乳頭(じじょうにゅうとう)があります。

そして、イェール大学の研究では、男性よりも女性の方が味蕾を多く持っており、「甘味・旨味・塩味・酸味・苦味」の5つのすべての味覚において、女性の方が男性より味覚が敏感に働くことが指摘されています。

実際に各団体が行った男女の味覚調査でも、男性よりも女性の方が味覚が優れていることが実証されているようです。

また、普通の人よりも味覚が優れているスーパーテイスター(=味覚センサーの密度が高い人)の割合も、男性は15%に対して、女性は35%存在しており、この点においても女性の方が男性よりも味覚が優れた人が多いと分かります。(地域ではアジア人よりもアフリカ人の方が味覚に優れているとか)

このように男性よりも女性の味覚が優れているのは、大昔の女性は子育てが主な仕事であり、味覚を敏感にすることで、食品の品質の良し悪しを判断したり、毒物のシグナルである苦味を敏感に察知して、子供の健康を守っていたためだろうとのこと。

女性ホルモンの影響で味覚が変わる!?

では、女性の方が男性よりも味覚が優れているのに、料理人に男性が多い理由はなぜでしょうか?

この答えは、どうやら女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が変化すると味覚が変わることが原因の一つのようです。

具体的には、女性は生理や妊娠があるため、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が周期的に変化して、女性ホルモンのバランスが崩れることで味覚が変わり、料理の味の質を均一に保てないため女性の料理人が少ないとか。

例えば、妊娠中のつわりの最中に急にすっぱいものが食べたくなったりと、味覚が変わりますが、これも女性ホルモンの分泌量に変化があるためです。

「甘いものが大好き!」なのも女性ホルモンが原因!?

味の好みでは、一般的に男性は「しょっぱい物」が好きで、女性は「甘いもの」が好きだと言われています。

特に甘いものを女性が好む傾向は乳幼児の頃からあわられており、アメリカのエール大学の実験では、乳幼児42人に普通のミルクと糖分を加えたミルクを与えて味覚の違いを調べました。

すると、男の赤ちゃんより女の子の赤ちゃんの方が糖分を加えたミルクを飲むようになり、飲む割合が18%も多いという実験結果がでました。

また、味の好みに関して科学的には、女性が甘いものを好むのは女性ホルモンが影響しており、女性は女性ホルモンの「エストロゲン」や「プロゲステロン」の分泌量のバランスが良い状態に、甘いものを欲しがるようになるとか。

これは、アメリカのカリフォルニア大学でメスのラットを使った実験で、メスのラットに女性ホルモンを投与すると甘いものをたくさん欲しがり、逆にメスの卵巣を摘出して女性ホルモンが分泌されないようにすると、甘いものを欲しがる量が減るという結果によってわかりました。

女性ホルモンによって甘いものの嗜好が高まるのは、女性は出産に備えて脂肪を蓄える必要があるためだと言われています。

しかし、女性の中には甘いものが嫌いな人もおり、すべての女性に当てはまりません。甘い物が嫌いな女性は、女性ホルモンのバランスが悪いか、男性ホルモンが多いせいかもしれません。

男性が甘い物を好まないのは、男性ホルモン「アンドロゲン」が影響

また、ラットを使った実験には続きがあって、生まれてすぐのオスのラットを精巣を取り除き男性ホルモンが分泌されないようにするとオスのラットは甘いものを好むようになったそうです。

そして、甘い物を好むメスのラットにオスの精巣から分泌される男性ホルモン「アンドロゲン」を投与すると、メスのラットは甘いものを好まなくなりました。

つまり、男性も女性と同様にホルモンの影響で味の嗜好が変わり、男性は男性ホルモンである「アンドロゲン」の影響によって甘いものを好まなくなるようです。

最近では、草食系男子、スイーツ男子、ジェンダーレス男子など中性的な男子が流行って、甘い物が大好きな男性も多いようです。

このような男性は、男性ホルモンが減少して、女性ホルモンが増加して、文字通りに男性は中性化しているのかもしれません。

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