「本質を見抜く」抽象化思考力を養う方法

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抽象化思考力を身につけると物事の本質(共通点)を捉えることができ、あらゆる面で応用を利かせることができます。

例えば抽象化とは数学の公式のようなもので、「時間 = 距離 ÷ 速度」という公式を知っていれば、距離も速度も求めることができます。

仕事ができる人は、抽象化思考力が優れている人です。このような人は自分の知識や経験を抽象化して、共通点を汎用的に使うことで、学習しなくても答えを導き、たとえ今までとは違う分野でも活躍することができます。

今回はどうやったら抽象化思考力を養うことができるか紹介していこうと思います。

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大きな視点で物事を見る

足元を見てください。次に視線をゆっくり真上までもっていきます。そうすると最初は足と地面しかない世界が、視線を上げることで世界が広がっていき、自分の周りに多くのものがあるとわかります。

思考も同じで、低いところ、細かいところばかり見ると本質を見落としてしまいます。逆に言えば、「思考の視点を上げて大きな枠で捉えると本質を見抜くことができ、どのレベルに問題が存在するのか理解できる」ようになります。

例えば「争いというテーマ」で考えた時、個人からより大きな視点へ持っていきます。「個人→家庭→地域→国→世界→惑星→宇宙」現時点では、惑星レベルで物事を考えると争いという問題から抜け出すことができます。

でも、人類が惑星から飛び出して、いろいろな惑星に住んだとしても、争いが起きらないとは限りません。

以上のことから世界から争いをなくすには、本質的には個人レベルの話で、理性的な対話によって、他人の価値観を理解し認めることであるということです。

このように、より大きな視点で物事を考えていくと、本質的な問題を見つけやすくなります。何か問題が起きた時は、視点を高くして考えていきましょう。

物事の裏側を考える

物事には「原因と結果」が付きものです。そして、大体の原因は表面に表れることがなく、裏側に隠れているものです。

そのため物事を考える時「なぜこのような結果になったのか?」と裏を読むことが大事です。

例えば「野菜の値段が高い」という庶民にとってみじかな問題の裏を読んでみます。「野菜の値段が高い→市場に出ている数が少ない→天候が悪く不作だった」という原因があるかもしれません。あるいは、単に農家の人がこだわって野菜を作っているかもしれません。

他にもファッション業界で「今年の流行アイテムはコレ」とファッション誌やテレビで紹介されますが、単に売れない在庫を一斉処分をして、いろいろなファッションアイテムが平均的に儲かるようにしているだけかもしれません。

ある出来事の結果ばかりを気にするのではなく、そうなった原因を見つけるために裏を読む癖を身につけるようにしましょう。

それによって「何を得る?」「何を失う?」と考える

子供は本質を見抜く天才ではないかと思う時があります。

子供は疑問に思ったことをなんでも両親や周りの大人に質問します。そして、質問に対する矛盾点を見つけると「さっき言ったことと違う」と容赦なく大人を攻撃して、つじつまが合わないと納得しないからです。

「なんで勉強しないといけないの?」と子供に質問されたらどう答えることが正解なのでしょうか?

「受験に勝つため」「いい大学に入って、いい会社に入るため」と答えると、それを望まない子供は勉強をしなくなるかもしれません。

わからないのであれば「なんでだと思う?」と質問を質問で返したり、「わからないから一緒に考えよう」と正直に言ったほうが、変な答えをするよりもマシな答えでしょう。

こんな難しい問題がある時は、「それによって何を得る?」または「それによって何を失う?」と考えることで、自分自身の価値観や物事の本質を考える手助けになります。

例えば

  • 勉強することで何を得るか?→知識を得ます。
  • 知識によって何を得ますか?→いろいろな現象を理解できる。
  • 理解することで何を得ますか?→人間関係、生活、目標達成など価値観を広げて、人生を豊かにできる。
  • 人生が豊かだと何を得ますか?→自分が幸せになる。

という具合に考えることができ、勉強するのは自分が幸せになるためだとわかります。そして、この手順で子供に教えることで、勉強をする意味を教えることができます。

まとめ

あらゆる問題を解決しようとする時や将来の目標を考える時など、まずしなければいけないことは、抽象的思考でそれらを考えることです。

なぜなら、本質的な解決がなされていないものは、また違う問題が出てくるからです。これは、日本の政治を見ていればわかります。

抽象思考ができない政治家ばかりで、政策で勝負するのではなく、パフォーマンスのうまさを競い合って、いつまでも解決されない問題が山済みです。 

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