「ワーキングメモリを鍛える」簡単にできるトレーニング方法(脳トレ)

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ワーキングメモリを鍛えることは、お金持ちになったり、心身ともに健康になったり、恋人や友人と良好な関係を築いたりと、社会的な成功に欠かせないことは科学的にも証明されています。

では、どうやってワーキングメモリを鍛えることができるのでしょうか? 

今回はワーキングメモリを鍛える簡単なトレーニング方法を紹介していきます。

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ワーキングメモリを鍛えるには?

ワーキングメモリは、情報を脳内に留めつつ、その情報を処理することで働きます。

ワーキングメモリを鍛えるには、目の前にある情報、記憶した情報を処理するトレーニング繰り返し行うことで強化されます。

また、脳の部位によって記憶している物事や働きが異なるので、ワーキングメモリを単純に鍛えたからといって、苦手なことが克服できるとは考えにくいです。

そのため、苦手克服をする場合は、「苦手なこと+ワーキングメモリを鍛えるトレーニング」をすると効果的だと思います。

暗算する

計算をするときは、電卓することが多いと思いますが、そこをあえて暗算することで、ワーキングメモリを鍛えるトレーニングになります。

暗算をすると、計算の過程を記憶しながら、暗算の答えを出さなければいけないので、かなり良いトレーニングになります。

学生ならば、問題集の答えを暗算して解いてみるのもいいです。私は散歩しているときに、車のナンバーを覚えて計算するというゲームをしたりします。

ちょっとだけ難しい本を読書する(音読する)

ワーキングメモリを楽しみながら鍛える方法は読書をすることです。

読書は、これまで読んだ内容を覚えておくだけでなく、これからくる内容を予測したりします。

また、単語や文章の意味を考えて、解釈を統合したり、自分の知らない単語の意味を覚えていかなければいけません。

ただし、ツイッターやメールなどの簡単で短い文章をいくら読んでも、ワーキングメモリに負荷がかからず、ワーキングメモリのトレーニングとしては意味がありません。

そのため、ちょっとだけ自分にとって難しい本を読むようにすると、ワーキングメモリに負荷がかかり、トレーニングとして効果的です。

そして、読書する時に音読をすると、読みや意味があやふやな単語が明確になるのでオススメです。

記憶を頼りに行動する

ワーキングメモリは記憶したことを処理する能力なので、何か道具に頼りながらするのではなく、道具を使わずに記憶を頼りに行動すると、ワーキングメモリを鍛えられます。

例えば以下のようなことをすると、ワーキングメモリのトレーニングになります。

簡単なレシピを覚えて料理する

家庭で料理をするとき、作り慣れていない料理だとレシピを調べて見ながら料理をすると思います。

そこでレシピを見ながら調理するのではなく、最初に材料や調理の手順などレシピを覚えて料理するとワーキングメモリのトレーニングになります。

地図を見ずに目的地まで行く

知らない場所に行くとき、地図を見たり、ナビの指示に従って、目的地まで移動しますが、そこを見ないで目的地まで移動してみましょう。

頭の中に地図を広げて、住所を覚えて、道順や目印を思い出しながら移動したり、太陽の位置などで方角を確かめたり、いろいろ考えて移動するので、ワーキングメモリのトレーニングになります。

ピアノを弾く

音楽は脳機能の改善や維持に効果的で、認知症やうつ病などの改善のために「音楽療法」として使われるほどです。

楽器を演奏することは、ワーキングメモリにも大きな負荷がかかり、ワーキングメモリを鍛えるトレーニングとして効果的です。

実際に、楽器を習っている子どもとそうでない子どもでは、楽器を習っている子どもの方が、言語性テスト、非言語性テストで高得点を記録し、音楽と人間の能力に相関があることが証明されています。

そして、楽器の中でも特にピアノを弾くことは、有酸素運動をする以上のトレーニング効果があり、ピアノを習っている子供から大人まで、ワーキングメモリがかなり向上することが、科学的に実証されています。

ピアノを弾くことが特に良いのは、両手の指を使って違うメロディーを演奏することで、脳部位の前頭前皮質の10野(前頭極)が発達して、マルチタスク能力(=同時にいろいろなことができる)が高まるからです。(10野を発達させることは、ピアノ以外の他のことでは難しい)

そして、10野は未来志向的行動力(=夢や目的に向かって適切に行動する能力)に関係する脳部位でもあるので、環境に依存して周りに流されずに、自分の目標を達成できる人間になります。

リズムを意識する

楽器を演奏することは効果的にワーキングメモリを鍛えることができますが、音楽を聴いているときに、リズムを意識するだけでも、ワーキングメモリにとっては良い効果があるようです。

日本の心理学者の齋藤智の発見によれば、一連のリズムパターンを記憶できる力とワーキングメモリの処理能力には関連性があるそうです。

そのため、ドラムなどリズムを刻む楽器を演奏したり、音楽を聴いているときや歌っているときにビートを意識して、指などでテーブルを叩いて同じリズムを刻むなどすると、ワーキングメモリを鍛えることができます。

オートバイに乗る

オートバイに乗ると、周りに注意しながら、素早い状況判断や決断を求められるので、ワーキングメモリに相当な負荷がかかるので、ワーキングメモリを鍛えることができます。

オートバイは車と違って、注意散漫になるだけで危険となり、体でバランスを取らないといけないので、車のように漫然とした運転はできません。

球技や武闘系の有酸素運動をする

ウォーキングやランニングなど有酸素運動は、体の健康維持や機能改善に効果があることは知られており、脳機能向上にも効果的です。

有酸素運動にはいろいろ種類がありますが、ワーキングメモリのトレーニングとしては、ウォーキングやランニングよりも、球技や武闘系の有酸素運動をするとより効果的です。

球技や武闘系の有酸素運動は、ボールの軌道を追ったり、すばやい動作をするだけでなく、相手の動きを予測して裏を書いたり、フェイントをかけて相手を騙すことをするため、よりワーキングメモリを鍛えることができます。

もしも、ウォーキングやランニングでワーキングメモリをより鍛えたいなら、裸足で走ると足の裏から多くの情報が読み取れる処理しなければいけないので良い方法です。

ただし、いきなりだとすぐにケガをするので、歩くことから始めて慣らすようにしましょう。

外国語を学ぶ

新しい言語を学ぶと、知らない単語、発音、意味を覚えなければいけません。そして、言語を長期記憶に保存するためには、ワーキングメモリを活用しないといけません。

そのため、外国語のような新しい言葉を学ぶことは、ワーキングメモリを鍛えるトレーニングになります。

実際に、あらゆる年代のバイリンガルを対象に行った研究では、複数の言語を使い分けるバイリンガルと1カ国語しか話さない人と比較すると、バイリンガルの方がワーキングメモリを含めた認知能力がすぐれていました。

また、2カ国を話すことができると、アルツハイマー型認知症の症状をやわらげることができることがわかっています。

クールシステムを優位に保つ習慣を身につける

人間の脳には「ホットシステム」「クールシステム」2つの意思決定回路があります。

ホットシステムは、感情や生理機能に基づく意思決定をして、空腹や痛み、危険などを回避するために、直感的で素早い対応はできるが、大雑把で間違い安い意思決定回路です。(衝動的で動物的な反応)

クールシステムは、理論的な思考に基づいて意思決定をしており、ホットシステムのように素早い対応はできないが、考えて行動する人間的な意思決定回路です。(衝動を抑えて自制的)

有名な心理テストであるマシュマロ・テストでもわかっている通り、社会で成功する人はホットシステムよりもクールシステムが優位に働き自制できる人で、目の前の誘惑で満足することを先延ばしにする能力に長けています。

そのため、ホットシステムよりもクールシステムを優位に保つことが、社会的に成功するためのカギとなります。

クールシステムを優位に保つには、ワーキングメモリの働きを維持し続けることです。そのため、ワーキングメモリの働きを悪くする原因を取り除くようにしましょう。

その方法は以下の関連記事を参照してください。

ワーキングメモリの働きを悪くする原因とその対処法

思考技術を身につける

自分は「計算が苦手だから右脳派」だ「想像力がないから左脳派」だと、「自分にはこの能力がない」と決めつけをしてしまうことがあります。

しかし、この考えは間違いです。人が「自分には◯◯の能力がない」と思うのは、その能力に対する思考技術を表現する方法を学んでいないからだそうです。

そのため、正しい思考技術を身につければ、苦手な分野を克服したり、創造力を発揮して芸術に長けたり、新しいアイデアを出すことができるようになります。

思考技術の中で広く知られているものでは、「ロジカル・シンキング」や「マインド・マップ」があります。

ロジカル・シンキングは、問題解決や物事の分析をしたり、人に正確に伝えるときなどの思考する時に使えます。

マインド・マップは、記憶力、想像力、集中力、ひらめき力など、学習効率アップやアイデアを出して新しい創作物を作る際に使えます。

この2つの思考技術を身につけると、いろんなことに対処できる人間になることができます。

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