性格に影響する幸せホルモン「セロトニン」とは?

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日本人は外国人に比べて、何事も悲観的に捉えがちなイメージがあります。真面目で、優しく、慎重なことは日本人の良いところですが、その代償として神経質になったり、情緒不安定になり、自信を失っている人も大勢します。

陽気な外国人、自信がない日本人のような性格を決めるのは、脳内の神経伝達物質であるセロトニンが関係しています。

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セロトニンとは?

セロトニンとは、人間の感情のコントロールして、精神面に大きな影響を与える神経伝達物質のことで、「ドーパミン」や「ノンアドレナリン」と並んで、三大神経伝達物質のひとつとして知られています。それぞれの働きは、

  • 「セロトニン」 ドーパミンやノンアドレナリンの働きを抑えて、精神を安定させる。
  • 「ドーパミン」 快感を与えて意欲を与える。
  • 「ノンアドレナリン」 不快感を与えてます。神経を興奮させて恐怖や不安にさせて、闘争、逃走反応を引き出す。うつ病にも関係している。

セロトニンが十分に分泌していれば、異常な感情の起伏や興奮を抑えてくれて、精神のバランスを取ってくれます。

逆に不足してしまうと、情緒不安定でネガティブになりやすくなりに、神経質な人、情緒不安定な人、自信がない人などの性格に影響してしまいます。

遺伝による影響

セロトニンは脳内の情報神経伝達物質なので、脳を構成する神経細胞(ニューロン)どうしの間で受け渡しされます。受け渡すときは、ニューロンの間隔であるシナプスにセロトニンは放出されるのですが、その中で受け取られなかったセロトニンが出てきます。そのセロトニンを回収する役割を持っている「セロトニントランスポーター」というものです。

Serotonin-Transporter

                            引用元|http://www.xn--49sw5hh3yba.net/

この「セロトニントランスポーター」の回収効率の良し悪しによって、人の性格に違いが出てきます。その機能を決めているのが、「セロトニントランスポーター遺伝子」です。

セロトニントランスポーター遺伝子には、情報の文字数が多い「L遺伝子」と情報の文字数が少ない「S遺伝子」があります。遺伝子は両親から1つずつ受け継ぐので、2つの遺伝子が合わさった遺伝子を持っています。

つまり、人間はLLタイプ、SLタイプ、SSタイプの3タイプに分類されます。そして、S遺伝子を持つ人は神経質傾向が強いことがわかっているので、LL→SL→SSの順で神経質傾向が強くなっていきます。

日本人はこのSSタイプの人が最も多い民族なため、世界に比べて真面目で慎重だけど、神経質で自信がない人が多いようです。

ちなみに、民族によって遺伝子の割合が異なるようで、アフリカ→欧米→アジアの順に神経質傾向が強まっていくという話もあります。

まとめ

神経質傾向が強い人、情緒不安定な人、自信がない人は、50%が遺伝による影響もありますが、セロトニンの分泌が十分になされていない可能性があります。

なので、性格で悩んでいる人は、セロトニンを多く分泌するような生活をして、心が安定させることがより良い人生を送ることにつながるでしょう。

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